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2016/06/25

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ブタペスト合意と日本国憲法前文

みなさんご存知のように
2年前、ウクライナのクリミア半島は
ロシアによって軍事的に侵略されました。

1991年にソ連が崩壊してから、
15の独立国ができたわけですが、
そのうちの1か国がウクライナですね。


ウクライナは広大な黒海に面しており、
ソビエト連邦時代は軍需産業の拠点でした。

ソ連崩壊時、ウクライナには
ソビエトが持っていた大量の兵器
1900発の核弾頭が存在しておりました。


ウクライナの人々は
この核弾頭と大量の兵器が
自分たちの物になるのかな?と一瞬思いましたが、
ウクライナの独立に
アメリカ
イギリス
ロシア
の3か国が介入。


核不拡散を理由に
1900発の核弾頭
大量の武器・弾薬などの帰属を
ロシアに変換するよう要求しました。


ウクライナの人は言いました。

「核弾頭も武器も弾薬も取られたら
 どうやって国土を守ればいいのだ」


すると干渉した3か国はこう返します

「国際社会は善意に満ちている
 もし、ウクライナに攻めてきた国がある場合、
 我々がウクライナを守る!」


ウクライナの人たちはそれを信じました。
武力の放棄と引き換えに、安全保障の確約を得て、
核拡散防止条約にも加盟。

1900発の核弾頭
大量の武器・弾薬は
ロシア政府に変換されました。

これが1994年のブタペスト合意です。
この合意には後に
フランス・中国が加盟しました。


ブタペスト合意に加盟した国は
アメリカ
イギリス
フランス
ロシア
中国
の5か国。

そう、第二次大戦の先勝5か国。
国連で拒否権を持っている5か国です。

この5か国がウクライナの安全保障を確約したわけです。




しかし、
2014年ロシアがクリミアに侵攻を開始。
その後はご存じの通りです。


ブタペスト合意はどこへ行ったか?


ウクライナの安全保障を確約していた張本人のロシアが
クリミア半島を軍事力で奪い取りました。


アメリカ(オバマ大統領)は
「アメリカは世界の警察官ではない」と言い
何もしませんでしね。
イギリスもフランスも何もしません。
中国は冷たい目で見て見ぬふりをしました。


国際社会(先勝5か国の秩序)は善意に満ちている。
ウクライナの安全保障は国際社会が守る。


何かと似ているなぁ・・・







ここで日本国憲法前文を見てみましょう。


日本国憲法前文
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。」


1週間の突貫工事で作った憲法を無理やり訳したので、
日本語がまず間違っていますが、
それはそれとして置いておいて、
平和を愛する国際社会の公正と信義を信頼して、
私たち日本人の安全と生存を守っていこうと決意してます。


「諸国民」って誰ですかね?


ここを「中国」と変えてみましょう。


「平和を愛する「中国」の公正と信義を信頼し
われらの安全と生存を保持しようと決意した」


はい、

賛成の人手を上げてください!!


いますかね?そんな稀有な人?


現在日本は日米安保によって核の傘が掛けられ、
沖縄をはじめ、米軍が日本に駐屯しております。

中国は尖閣に上陸こそしませんが、
これは日米安保があるからです。



話をウクライナに戻します。


ロシアとウクライナ
圧倒的な軍事力の差が存在します。

強大な軍事力を持つ国が
理不尽な要求をしてきたとき、
劣勢の国はその理不尽な要求を飲まざるを得ません。
非常に残念なことではありますが、
国際社会は今もって「力」で動いているということを
ウクライナは如実に物語っているのだと思います。


現在中国は年間約10%づつ軍事費を拡大しております。

中国共産党軍の軍事力がいかほどのものかは不明ですが、
現在のところ、日本の自衛隊とアメリカの海兵隊の
軍事力には到底かないません。


しかし、「それも時間の問題だ」と
中国共産党は実際に言っています。


もし、アメリカが日本から去り、
自衛隊だけで日本を守る場合、
その時間はさらに短縮されるか、
若しくは、逆転する可能性さえあるかもしれません。

今、私たちが何をしなければならないのか?
日本と、未来を担う子供たちのために、
これから生まれてくる子供たちのために、
いかにして日本を守るのか?

20年後は今の決断で決まるのだと
私は思います。

おしまい。

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