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2014/11/12

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戦後、武力で国土を増やした唯一の国
第二次世界大戦では
世界中の人たちが多くの血を流しました。
数千万人の人たちが死に、
数千万人の人たち負傷し、
家族を失い路頭に迷い、
社会構造が激変し、
混乱が世界中を覆い尽くしました。

人類はこうした大きな事件が起こる度に
進化と言うか、その中から学びを得てきました。

二次大戦以前は
武力によって他国の国土を奪うこと、
奴隷的植民地にすること、
などはアーリア系の国々は
「悪いこと」という発想がありませんでした。

現に白人は世界中の国々を取り、
世界には日本と中国の一部、
細かいことを言えば、エチオピアとシャム(現在のタイ)
を除いて、すべてが白人の支配下に置かれていました。
世界中が白人の奴隷的植民地支配に逡巡しておりました。


しかし、


武力で他人の国を奪うということが、
最終的には第二次世界大戦と言う
人類史上まれにみる大損害をだしたことで、
「ああ、武力で他国を取ることはいけない事だ」と
当たり前と言えば当たり前ですが、
人類は大きく進歩したわけです。


戦後、武力による国土拡大は
ある一国を除いて、世界中で行われていません。

どこでしょう?

「アメリカ?」

とも一瞬思うわけですが、
アメリカは世界中で戦争をしておりますが、
他国の領土を取るという
まぁ、そこまではしていません。


答えは中国です。


1945年に日本の敗北によって
第二次世界は終わりを迎えましたが、
その4年後
1949年毛沢東をはじめとした
中国共産党が中心となり、
中華人民共和国の建国を宣言します。

そのわずか1年後
1950年、共産党軍は
「チベットの平和的な解放」(西蔵和平解放)を謳い
120万人を虐殺し、仏閣を徹底的に破壊し、
チベットを中国のものにしてしまいました。

その後ウイグルを取り、内モンゴルも取りました。
さらにベトナムにも侵攻しましたが、
これは中国が敗れて侵攻はなりませんでした。


なぜ中国はこれら国を武力で強引に取ったのか?

チベット侵攻は
いずれ人口で中国を抜く唯一の国、インドの頭を押さえるため。
ウイグルと内モンゴルは当時のソビエト連邦からの防波堤
でありました。

弱い国をつぶして、大国との間に防波堤を築き
中国本土を守ることが目的であったと
私は思います。
中国側に立つわけではありませんが、
歴史的に中国は
アヘン戦争をはじめ、西側諸国に翻弄され、
多くの国土を取られて搾取されてきた歴史がありますので、
そういったことを二度と繰り返さないために
どうしても防波堤を築きたかったのでしょう。
ある意味当然と言えば、同然かもしれません。




こうしてみると、
中国は戦後、
西に進み、北に進み、南に進みました。

が、しかし、

東には出てきませんでした。

それは、何より日本がおりますし、
そのバックにはアメリカがいたためです。


中国は当初から東にも行きたかったが、
日本とアメリカに阻まれて
東に出てくることができませんでした。


中国は今までじっと我慢していたわけですが、
昨今のアメリカの衰退、
日本のバブル崩壊や
先の東日本大震災や原発事故
節約重視で発展をサボった日本の国力低下などを
背景に、いよいよ東への侵攻を
具体化させ始めたわけです。


今では南シナ海すべてが中国のものであると言い、
尖閣はもとより、沖縄の帰属問題なども発言するように
なりました。
また、昨年には航空識別圏も強引に設定しました。






これら東への勢力拡大は
最近になって突然始まったわけではなく、
チベット侵攻、ウイグル侵攻、内モンゴル侵攻
ベトナム侵攻など、
戦後の中国の一連した長期戦略の一環でしかありません。


先日の日中首脳会談で出された合意文章では
尖閣諸島は両国の間で問題が存在すると
「文章」で明記されてしまいました。

今まで、日本は尖閣諸島に関して
そもそも領土問題は存在していないというのが
日本政府の立場でしたが、
「問題がある」と言うことを認めたことは
大変大きなマイナスであると思います。

外交的には完全な敗北でした。


日本がそれほど弱くなったということだと思います。


危機感ばかりをあおっても仕方ありませんが、
戦後、武力で国土を拡大したことのある唯一の国、
中国が相手であることを考えると、
日本はもっと長期的な対中戦略を考え、
今後いかにして戦争を回避するかを
真剣に考えておかなければいけないように思います。



日本人は争いごとが嫌いです。


争いごとは極力避けたい。


武力に頼らない、平和的な解決をするためには
議論は必要だと思います。
議論・口論の方が、武力衝突より
数段平和的であることに間違いはありません。


争い事は極力させたいですが、
議論・口論は必要です。


海と言う防波堤に守られてきた日本は
大陸での攻防の歴史を潜り抜けてきた民族と比べると、
基本的には議論・口論に対して、
甘いのかもしれませんねぇ。

中国ではこれくらいの問題は
「争いごと」とはとらえれれていないのかもしれません。
議論:口論、時には争いを起こさなければ、
生きていくことができなかった
厳しい歴史を背負ってきた民族と
侵略を受けたことのない海で守られきた日本とでは
民族の根本的なDNAが違うのかもしれません。



ちょっとは脱線しますが、
世界の平和を守るべく
国連が作られたわけですが、
常任理事国であるロシアも
軍事力によって、今、国土を拡大しようと
しております。


戦後の世界秩序は大きく変化し、
世界は混とんへと進んでいるわけですので、
今後の日本のかじ取りは本当に難しいと思います。



差し迫った危機は中国にあることに
間違いはありません。

今後の日本の外交に注視したいと思います。

おしまい。




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