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2021/07/20

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日本が勝ち残る方法⑦
投資をする前に①
目的地を正確に捉える
さて、ちょっと間が開いてしまいましたが、
日本が勝ち残る方法の第7回目。

投資をする前にの一回目。
「目的地を正確に把握する」を書いてみたいと思います。

これから、いろいろ書いていきますが、
実は今回が一番重要と言って良いほど大切なパートなんだろうと
私なんかは思います。

とっとも重要な回になりますので、
最後までへこたれずに読んでみてください。


まず投資の目的地というか目標は
人によって実に様々です。

若い人であれば出来るだけ早くFIREしたい!とか
いやいや、
自分の職業は続けるけどサイドFIREしたいとか
中年のオッサンであれば、
老後資金を蓄えたいとか

いろいろあると思います。

それぞれの目的地をまず正確に把握すること。

投資の目的地明確化が
一丁目一番地ということですね。

これが出来れば、
投資の8割ができているといっても
まぁ過言ではありません。

おそらく、
この日記を読んでいただいている人の多くは
私のようなオッサンの方が多いと思いますので、
ここでは目的地の一例として、
「老後資金」に的を絞りたいと思います。

さて、老後資金。
一体いくら必要なんでしょうか?

考えた人も多いと思いますが、
あまりにも複雑すぎてもうわからんよ~と
言う人も多いかもしれませんが、
個別要素に分けて考えると
意外と簡単です。

人生でかかる大きな出費は以下の3つ。
①教育
②老後
③住宅
この3つが人生の3大支出と
一般的に言われているわけですが、
私的にはもう一つ追加で
④保険が意外とかかると思います。

ちょっと一般論から離れるかもしれませんが、
人生の3大出費に1つ足して
「人生は4つの大きな出費」がある
とここでは定義したいと思います。


今回は②老後の出費に絞りますが、
のちのち①③④のお話も書いていきます。
ま、④については
日本が勝ち残る方法⑤
窓口に行くな その2 貯蓄型保険は買うな!

でちょっとだけ触れましたので、
興味ある方は戻って一読ください。

ではいよいよ本題です。
65歳で引退したとします。
この時、すでに子育ては終了しているという前提です。

前提条件を決めます。
A 夫婦2人の家賃を含めた生活費を25万円とする
B 子育ては終了していて2人暮らしとする
C 20年間は夫婦ともに生きている
D 夫はサラリーマンとしてすごした(厚生年金あり)
  妻は専業主婦
はい、まずはABCDの前提条件。
ま、もっとも一般的なパターンかと思います。

25万円/月ですから、
25万円×12か月×20年=6000万円

引退後、総額でこれだけの資金が必要です。

6000万円も貯めるなんて絶対無理~!!
と言われそうですが、安心してください。
日本には大変素晴らしい年金制度がありますので、
6000万円を全て自分で用意する必要はありません。

国民年金には3つの機能があります。
・老齢年金
・障害年金
・遺族年金
ですね。
詳しくはここで↓確認して下さい。
https://www.rakuten-life.co.jp/learn/article/pension/

夫婦2人の老齢年金額は
世帯 夫婦の平均受給額(月額)
自営業(夫)+専業主婦(妻) 112,565円
会社員(夫)+会社員(妻) 267,929円
会社員(夫)+専業主婦(妻) 218,469円
専業主夫(夫)+会社員(妻) 162,025円

こんな感じになっています。
ここでは夫が会社員、妻は専業主婦という例で行くと、
月額218000円が国から年金と言う形で入ってきます。

21.8万円×12か月×20年=5232万円

6000万円-5232万円=768万円

なーんだ、800万円くらい貯めとけばOKです。

何とかなりそうです。

でもちょっと待った~!!!

これは現在の受給額平均ですので、
将来同じ額がもらえるとは限りません。
少子高齢化により社会保障費が増加し、
日本の稼ぎ(GDP)は減りますから、
当然もらえる年金も下がります。
その内70歳から支給します!!とか
いやいや75歳から支給します!とか
いつ何時制度が変わるかもしれません。

将来必ず受給額は減額され、
支給年齢も厳格化していきます。
これはもうメガトレンドですので、
年金制度自体はなくならないと思いますが、
減額はされるものだという覚悟が必要です。

現在団塊の世代が
所謂「逃げ切り世代」と言われるのは、
現在の年金支給額が結構高いからです。

団塊Jr世代は絶対こんなにもらえません。
これは人によって予想が違いますが、
私的には夫婦で12万円ぐらいになるんじゃないかと予想しております。

そうするとかなり金額が変わります。

12万円×12か月×20年=2880万円
6000万円-2880万円=3120万円

はい、3120万円は最低限必要です。

これで目的地がはっきりしましね。

目的は65歳までに現金・預貯金・金融資産を含め、
純資産を3000万円確保する

「え? 純資産??
 また新しい言葉ができきたぞ~
 頭パニック状態や~
 もう助けて~!」
と言う声が聞こえてきそうですが
ちょっと我慢!!

純資産とは
(現金・預貯金・金融資産)-負債(住宅ローンなど)=純資産
のことです。

資産よりも純資産が大切です。

現金預貯金、金融資産がいくら多くても、
負債が2000万も3000万円もあると
純資産はマイナスとなります。
大きな家を買い
ベンツとレクサスを乗り回す
週末はヨットハーバーで優雅にクルージング
なんて生活をしている人は
一見お金持ちに見えますが、
家も車もヨットも借金かもしれません。
収入が多いかとは思いますが、支出も多い。
3000万円/年稼いでも3000万円/年使っている人の純資産はゼロ円。
一方で
400万円の年収だけど、
年200万円で生活している人は
実は「純資産」という目で見ると本当のお金持ちです。
年200万円資産にプラスできますので
20年もすれば4000万円以上の純資産を作れます。

見た目お金持ちが本当のお金持ちかどうかはわかりません。
実際隠れ「億り人」(純資産1億円以上)の人は、
地味~な生活をしている人がほとんどです。
見た目ではその人がお金持ちかどうかは分かりません。

大切なのは純資産額です。


また、老後の支出を減らすためには
負債を減らすことも重要です。

住宅ローンは出来得る限り65歳までに完済しておいた方が良いです。
75歳までローン組んじゃったよ~と言う人でも
がんばって繰り上げ返済するか
または65以降の支払い額を4万円/月くらいでで
済むようにしておいた方が無難です。

老後は稼ぐ力がなくなります。
少なくともサラリーマンとしての収入がなくなりますので、
ここで重要になってくるのが「副業」です。

今から「副業」を始め、
老後65歳以降でも、
「自分で」月5万円くらいは稼げるようになっているかが
とっても重要です。

65歳~75歳まで、
副業で5万円/月稼げるとするだけで、
5×12×10=600万円準備金が減ります。

まとめます。
老後夫婦2人で必要な金額の総額は6000万円
老齢年金20年分でで2880万円の収入
副業10年で600万円の収入

足りないのは・・・
2520万円。

目的地は純資産合計2500万円~3000万円。

これを目的地とします。

目的地が分からないと出発できませんよねぇ~

今回は老後資金という側面から
目的地を算出しましたが、
もちろん、人によって目的地は様々です。

単身者の場合は極限までシンプルライフを追求すれば、
月の生活費も安く抑えられますし、
ご隠居様専用シェアーハウスなども出てきていますから、
こういったものを利用すれば、
家賃も節約可能です。


若い人であれば、
金融資産の運用期間を長く取れますので、
複利のパワーを存分に発揮できますから、
慌てずにコツコツ準備が可能です。


投資を始める前に
まずは目的地です。

最終目的地が分かっていないと、
なにを準備して良いかが分かりません。

無目的にただ「お金を増やしたいから」投資を始めると
長期的視点がなくなり、
株価の日々の上がり下がりに囚われがちになります。
また、自分の目的地が見えていないから、
マスコミや専門家的な人々に煽られて
株価が下がって損切となりかねない。
実際そういった人がおよそ8割です。

リスクがある投資で勝者2割になるためには
「目的地」をはっきりと把握することが
なによりも大切です。

冒頭で目的地がはっきりわかれば、
投資の8割が終了!と言ったのはこのためにです。


投資を始めるにあたって
最大の準備ともいえるのが、
投資の「目的地」をしっかりと定める事。

無目的に走り出すと8割がケガをします。

年齢・性別・家族構成・子供の年齢
生活スタイルや持ち家か借家か
実に様々な条件で、
目的地が変わります。


携帯電話のプラン1つでも
頭がこんがらがりそうになりますが、
目的地選定には、さらにさまざまな
不確定要素を付け加えて考えないといけませんから、
そうとう頭を使います。

しかし、そこは時間をかけて
しっかりと吟味するべきなんだろうと思います。
だって、そこが分かるかわからないかが
投資を考える上での8割を占めているからです。

さて次回。

将来の予想を立てる上で
現状の把握もとても重要ですので、
次回
投資を始める前に②「現状を把握する」を
書いてみたいと思います。



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