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2016/11/24
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天皇論②(日本が長く続いている理由)
さて、前回日本は現存する国の中で、
世界最古の国である、と言うことを書きました。

今回は、そのなぜ?に迫ります。

大きく分けで理由は3つ。
①男が絶対に天皇家に入れない
②天皇の子
③国を2分した大きな虐殺がなくなる

順番にいきます。

①男は絶対に天皇家にはいれない。
 ものすごく不思議なことですが、
 神武天皇以来、日本は男系天皇で継承することに決めました。
 つまり、
 血筋による継承です。
 このことが日本が世界一長く続いている国である
 最大の理由だと私は思います。
 女性は天皇家に入れますが、
 男性は絶対に入れません。
 男性はXY遺伝子
 女性はXX遺伝子です。
 神武天皇のY遺伝子は
 現在の125代今上天皇のY遺伝子と同じと言うことになります。
 もし、
 女系天皇を認めてしまうと
 神武天皇から引き継いできたY遺伝子が途絶えます。
 神武天皇以外のY遺伝子が天皇家に入れてしまいます。
 これが最大の問題です。
 つまり、
 日本人男性全員が、
 だれでも天皇になれる可能性が出てきます。
 男は元来争いが好きですから、
 天皇になるための壮絶な争いが起きてしまいます。

 よく、女系天皇を認めないのは男女差別だ!と、
 おっしゃる方がおられますが、
 女性は天皇家になれますが、
 男性は絶対になれません。
 このことから考えれば、
 男性が差別されていると言った方がより適切です。
 
 
 紀元前660年にX遺伝子Y遺伝子などと言う概念は
 もちろんなかったと思いますが、
 日本人は神武天皇のY遺伝子の継承のみに
 天皇になる資格を与えました
 
 これによって、
 男は何をどうやっても天皇にはなれなくなりました。
 男系天皇を続けているからこそ、
 日本を2分するような大きな争いをすることなく
 天皇を中心とした団結が出来たのだと思います。



②天皇の子
 国を統治するうえで
 権力と権威は必要です。
 もちろん長い歴史の中で、
 天皇が強い権力を持ったことありますが、
 基本的には天皇は昔から象徴であり、
 権威の象徴として続いております。
 どんなに権力を掌握しても
 基本的に日本国民は同じ「天皇の子」
 であることに変わりはありません
 武家政権になってどんなに権力を掌握しても、
 その上には必ず天皇陛下の存在があります。
 織田信長
 豊臣秀吉、
 徳川家康
 どんなに力を持った武士でも
 農民でも
 職人も
 商人でも
 皆、天皇の子でした。
 
 ヨーロッパでも中国でも
 普通権力を持った者同士が戦うと、
 負けたほうの集団の権力者は皆殺しにされ
 その町に住む人は全員奴隷として連れて行かれます。
 日本以外の国の城壁の内側には
 街がります。
 それは一般市民を守るためです。
 ところが、
 日本のお城は城だけを守る城壁や御堀はあっても
 街ごと取り囲む城壁はありません。
 一般市民が殺される心配がないからです。
 
 関ヶ原の戦いで
 徳川家と豊臣家が激しい戦いをしましたが、
 勝った徳川家が豊臣家の一般市民虐殺することもなければ、
 奴隷にすることもありません。
 武士同士で戦いをしても
 武士の敗者が殺されるだけか
 または、生きたまま地方に落ちるだけで
 一般市民が殺されたり、奴隷になることはありません。
 
 一般市民からすれば、
 武家同士が争っているだけで、
 基本的には殺される心配はありません。
 
 武士も一般市民も同じ天皇の子だからです。

 だから、どんなに権力を掌握したとしても
 権力者は天皇の子には手を出しません。

 日本人は皆、天皇の子だからです。

 これによって、日本には奴隷制度もありませんし、
 征夷大将軍であっても
 士農工商だれであっても
 基本的には同じ平等な人間であって
 すべからく天皇の子でした。
 
 この考えは
 明治維新で日本が一気に力を付ける原動力ともなりました。
 外国のような階級制度がありませんでしたので、
 権力者による知識の独占が行わません。
 各地に寺子屋ができ、
 江戸末期、都市部の識字率は
 なんと80%以上と言われております。
 19世紀初頭の各国の識字率と比べて
 これは圧倒的に高い識字率でした。
 この基礎学力があればこそ、
 明治維新で西洋の新しい文化や知識を
 容易に理解し、ものすごい速さで
 吸収することができたのだと思います。
 ヨーロッパから入ってきた蒸気機関も
 設計図を見ただけで、
 現物を見ずに作ってしまうほどでした。
 また、
 杉田玄白の解体新書をはじめ、
 外国からの書物も次々と日本語に翻訳されました。
 このように知識の独占をしないことで、
 広く日本国民全員に高い基礎学力が付き、
 明治以降の急速な経済発展を支える大きな要因となった。
 
 
 
 
 このように、
 権力と権威を分けたことによって
 外国のような身分制ができず、
 奴隷制度もなく
 知識の独占も行われませんでした。
 
 昔の人がそこまで考えてこの権力と権威を分けるという
 すばらしい制度を作ったかどうかは定かではありませんが、
 意図的にしても偶然としても
 日本が発展した基礎には
 天皇以外の一般市民は皆だれであっても平等な「天皇の子」
 という考えが大変重要な要素であったと思います。

③国を2分した虐殺がなかった。
 上記②にも関係がありますが、
 諸外国の歴史を見ると、
 国を2分した大虐殺がたびたび起こります。
 ・スターリンのシベリア送り
  スターリンは同じ国民であるのにもかかわらず
  自分の思想と相いれない政治家とその関係者
  一般党員・軍人含め、120万人以上をシベリアに送り
  粛清しました。
 ・毛沢東による大躍進・文化大革命
  5000万人の国民を殺しました。
 ・アメリカの南北戦争
  62万人殺しました。
 ・ヒットラーによるホロコースト
 全て同じ国民同士での殺し合いでした。
 
 日本には、武士同士の戦国時代はあっても
 上記②のように一般市民は殺されません。
 従って大きな虐殺による人口の低下がなかった。
 日本は常に天皇の下で1つにまとまっていました。
 政治的にも宗教的にも
 大きな分断が行われず、
 結果として日本に大虐殺は起こりませんでした。



大きくは上記3つの理由により、
日本国は日本国として2600年以上続けていくことが
出来たのだろうと、私は思います。


大学生の時は
天皇陛下がご存在している理由など、
全く考えたことがありませんでしたが、
日本のこうした天皇を中心とした文化があるからこそ、
日本が2600年以上続いているのだろうと
私なんかは思います。




と言うわけで今日はここまで、

次回は「天皇論③ (民のかまど)」です。

おしまい。

 
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