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2010/02/12

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たまにはバイクの話を・・・
最近バイク屋っぽくない日記ばかり書いていて
日記だけ読んでいる方が、
単なる徒然日記だど思っているかもしれませんので、
たまにはバイク屋っぽく整備の話をひとつ。


時々ガス欠のような症状でエンジンが止まる、
という症状のTW200が入庫。



お決まりのスカチューン。



小雪がちらつく中、テストランで再現性を診てみます。

エンジンは止まりませんでしたが、
ガンガン回して乗っているとガスが薄いようなフィーリングです。

油面が下がっているような感じ。


信号待ちなどでアイドリングを続けていると
通常燃焼に戻ります。


いつものテストランコースを
3周ほど走ってもエンストはしませんでしたが、
どうもガソリンの落ち方が遅い感じです。


工場に帰ってタンク内をのぞいてみると
なんと底部分にサビが・・・
ライトを当てて内部をくまなく診ると、
コックのストレーナーが外れで
タンクの底に転がっていました。

     タンクから出てきたフューエルストレーナー

ストレーナーが外れたいたということは
キャブにもサビが落ちているはずです。

    予想通りサビがキャブレター内に落ちてきています

キャブ内のフロートバルブシート上部、ストレーナーにもサビが

フューエルコックを外してみると


内部まで見事にサビが・・・

原因はサビがフューエルラインをふさいで、
ガソリンの流量が制限されていたんですね。


       ガソリンタンク内から出てきたサビ


ガソリンタンクのサビ取り
フューエルコック分解・清掃
キャブレターO/H


で解決です。









サビの原因はガソリンタンク内に混入した水です。

タンクキャップのシール性が悪く水が入る場合や
タンク内壁に結露した水分がたまってしまう場合などが
考えられます。

基本的に水はガソリンと混じりません。
混入した水はガソリンタンク底部分にたまり、
次第にサビが進行していきます。

タンクの底部分もしっかり確認して、
水があるような場合は
水抜き剤を使って水分を取り除きましょう。

水抜き剤を入れると
水とガソリンがまじりあい、
一緒に燃焼して排気ガスと一緒に排出されます。



底が目視確認できないバイクも多いですので、
1年に一回くらいは水抜き剤を使いていですね。





日ごろの小さな点検が結果的に
整備費用を抑えます。





見る!!




と言う点検はとっても大切です。





皆さんもガソリンタンク内を確認してみてください!!





うーん、バイク屋っぽい日記です。



おしまい。
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