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ザ・バイクマン日記
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2009/01/21

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旅の準備
カナダ出発まであと9日です。
お店は27日からお休みさせていただいて、
30日には出国です。

カナダのエドモントンまでエアーで飛び、
そこでレンタカーを借りて、北上すること1500キロ、
イエローナイフを目指します。

寒い時には−40度を下回ることも少なくありません。
まさに極北です。



今回の旅は新婚旅行ということですので、
最初はツアーに参加するような
いわゆるパック旅行も考えていたのですが、
至れり尽くせりのツアーっていうのは
どうも相にあいません。

今回も相変わらずですが、
完全な個人旅行となりました。
エアーの手配から、宿の手配、ルートの選択、
防寒着やら、旅の備品の準備、情報収集、
すべて手作業です。

昨日も一日旅の準備に奮闘しておりました。

ツアーだと出発したその日にもうイエローナイフに到着します。
防寒具もすべて貸してくれます。
もちろん、オーロラ観賞の地、オーロラビレッジへも
連れてってくれます。
身一つで参加でき、こちら側が準備をすることは
ほとんどありません。
とっても簡単で便利です。
安心感もありますよね。
忙しい生活の中で、旅の準備はなかなか難しいですし、
普通は休暇もそれほど長期で取れませんから、
日本の生活にあって、こうしたツアーの存在価値は高い。


私が普通に雇われバイクマンで働いていたのなら、
ツアーを選んでいたかもしれません。


しかし、どうせ行くなら思いっきり楽しみたいです。
今回は日本的な社会人の常識をぶっ壊し
3週間の長期の旅行です。
3週間も休むなんてそれこそ大学生以来じゃないでしょうか?

大人の(長い)冬休み。

旅は準備や計画を立てているその時から始まるものです。
ああでもない、こうでもないと
計画を立てるのは、とても楽しいものでし、
想像を膨らまして考えている時はドキドキ・ワクワクです。



旅がなぜ楽しいのか。
それはきっと「不安」があるから
だと思います。



完全に安全が担保されると「不安」は消えますが、
ドキドキ・ワクワクする「楽しさ」も消えます。
どうなるかわからないからこそ、
頭を使って考えるのです。
何とかしなければ、と打開策を考え、
自分の足で歩き、情報を集め、実行していく
その過程にこそ旅の醍醐味があるように思います。



不安を感じなければ、真剣に考えません。
真剣だから、面白いのです。



仕事も遊びも真剣に楽しみたいものです。



宿の手配や、レンタカーの手配など、
今は簡単にインターネットで予約もできまが、
それでも、やはりわからないことも多いです。
そんなときは直接電話で聞くのが一番。
昨日の深夜、宿泊予定の宿に直接国際電話しました。
現地はまだ朝の7時とか8時の早朝です。

B&B(ベット&ブレックファースト)という
いわゆる民宿みたいなところです。
気のいいおばちゃんが親切にいろいろ教えてくれました。
「そんなに遠くにいかなくても
 エドモントンから5時間も走ると
 オーロラ見れるわよ」
 とか
「最高の経験になるわ、天候次第だけどね」
 など、
やはり、メールより話が早いし、
言いたいことも、聞きた事もすぐにわかるので、
メールより電話で直接話すのが良いです。
一番はやはり直接顔を合わせて話すのがやはり1番です。
コミュニケーションは目を見て話すことで
言葉よりも多くのものが伝わります。


こういったコミュニケーションも旅の楽しみです。






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ここからはちょっとオタクな話です。

今回の旅にも防寒用に
また、現地で熱々のコーヒーを飲むために
コールマンのストーブを持っていくことにしました。

20歳くらいから使い続けている
コールマンの440ストーブ。
久しぶりにO/Hして点火テストしてみると、
なんと火力調整ノブからガソリンもれ・・・
危うく火事です。

パーツをかって直せばもちろん使えます。
他のも消耗品がありますので、
その辺のパーツをすべて買うと、なんと7000円近い。
た、た、高いです。
440系のストーブはホワイトガソリンに加え、
最悪の場合、レギュラーガソリンが使えますので、
バイクや車の旅にはとても便利です。
オーストラリアの時も北海道の時も
いつも一緒に移動していた愛着のあるストーブです。
できれば修理して使いたいですが、
今回は新調することにしました。
だって7000円も出すと
新品の508Aストーブが買えます。
ま、これはホワイトガソリン専用ですが、
ぶっちゃけ、レギュラーガソリンでも使えます。
実は北海道ツーリングの時使っていた440ストーブの
ジェネレーターは508A用のものでしたが、
レギュラーガソリンで使用しても問題なく使えていました。
(火力調節はできませんでしたが・・・)


ということで、
昨日508Aストーブを買ってきまして、
点火テスト。
シュー、シューというガソリン系ストーブ独特の燃焼音。
た、たまりません。
旅ごころがくすぐられました。


やはり、ストーブはコールマンがいいですねぇ


では!



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